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高卒ブルーカラーの考えるあれこれ

1988年生まれ 大阪在住 二児の父

読書ができないと何が得られないのか

私の周りでは読書が苦手な人が多い。理由としては眠たくなる、面倒くさい、そもそも理解できないなどがある。私の妻もその一人だ。一応私が読んだ本を読んでいるようだが、読み終わった事はない。なんというか、もったいないなと思う。
 

私の会社では数年前から確定拠出年金(DC)が開始された。確定拠出年金とは簡単に言えば、自分で運用する年金だ。個人型や企業型があるが、自分でファンドに投資する。当然、金融知識がなければどうすればよいのかわからない。説明会もあったが、一時間そこらの時間ではちんぷんかんぷんだった。ほとんどの人は同じ気持ちだったと思う。一年ほどほったらかしにしていたが、やはり運用せねばと思い、勉強する事にした。とりあえずネットでググりまくり、本を読み、なんとかそれなりのポートフォリオができたと思っている。

 
先日、職場でDCについてどう運用しているか少し話題になった。大抵の人はいじっていないか、あるいは少しだけ運用しているだけのようだ。私のように30年以上運用期間があればある程度リスクを取るべきだが、そういう事も知らないようだった。一人だけDCだけでなく、投資そのものを勉強している人がいた。参考書や池上彰が経済について解説している本を読んでいると言っていた。普段からよく読書をしている人だ。
 
ライフネット生命の会長兼CEOである出口治明氏は、人生は人、本、旅が人生を豊かにする3本柱だと著書の中でいっていた。まさにその通りだ。特に本は一番コストが低く、いろんな知識を吸収できる。年収に比例して読書量が多いというデータもある。
 
別に読書をしなければ生きて行けない訳ではない。わからない事だらけでもなんとかやっていけるだろう。読書は崇高なものでも何でもない。しかし、ある程度の文章を読めないという事は、わかりやすい情報しか理解出来ないという事だ。特にテレビは大げさかつ一面的にしか情報を発信しないので、より深い理解力や情報を取捨選択する能力(リテラシーという)を手にいれるのは不可能だ。その結果として、わかりやすい情報しか理解出来ない人をターゲットにした商売や商品のカモにされてしまう。本人はそれに気付かないままだ。知らぬが仏というが、本当に幸せなのだろうかと、私は思う。