高卒ブルーカラーの考えるあれこれ

1988年生まれ 大阪在住 二児の父

ウィンドウショッピングは苦手だ

私はウィンドウショッピングが苦手だ。特に買うものがないのにだらだらと歩き回るのは趣味ではない。欲しいものがあって下見で行くのならいいのだが、ただ見るだけだといらいらしてしまう。結婚した当初は自分がそんな性質だとは知らなかったので、なんで俺はこんなにムカムカしているのだろうと思った。それで妻とよく揉めたりもした。

 

感情を殺す仕事 - シロクマの屑籠 

こちらの記事を読んでなるほどと思った事がある。人間は喜怒哀楽があるが、社会においては怒と哀は慎むものであり、押し殺さなければならないと「教育」される。そのように抑圧された感情は歪んだ形で親から子へ受け継がれていく。恐らくだが、感情はコントロールすべしという思想が、間違った形の叱らない教育に繋がっていたりするのだろう。

 

最近はないのだが、妻は私とケンカになって怒りが溜まるとよく頭を冷やすといって、30分ほど出ていくことがあった。また、悲しみのあまりに泣き出すと、まるで子どものように大声で泣く。これも妻なりの心の防衛術なのだろう。

 

私は行列や人混みも苦手なので、ショッピングモールなど賑わう場所に行くときは、空いている時間を選ぶ。子供が商品を触ったり、あまつさえ落として壊したりされると最悪なので、雑貨屋や食器屋などの小さい店には、子どもをどちらかが見ておき交代で入るようにしている。私は一度もイライラするとなかなか気分が戻らないタチで、それで家族でのお出かけをパーにしたことが何度かある。情けない話なのだが自分の性質をどうも変えられそうにはない。なので、感情を抑えこむよりかは、状況や行動をコントロールした方が私にはあっている。自分の性質を理解したうえでうまく付き合うのも「大人のやり方」なのかもしれない。