高卒ブルーカラーの考えるあれこれ

1988年生まれ 大阪在住 二児の父

連れ子を愛するという事

私には二人の娘がいる。長女が今年6才になる。次女は生まれたばかりだ。長女が妻の連れ子であり、私の養子でもある。(戸籍上、続柄は婚姻ごとに定められているので、生まれた子が私からみた長女になる。妻からは私との婚姻での長女を産んだので、妻は2回長女を出産したことになる。不思議な話だ) 紛らわしいので養子を長女、生まれた子を次女とする。

さて、連れ子でググってみると、思ったほどネガティブな検索結果はない。どちらかといえば相談や法律知識が出てくる印象だ。その中でも、連れ子を愛することが出来るかどうかの質問が多い。検索する人が、連れ子関連で少なからず悩みがあるということだろう。まあ、当たり前の話だ。

長女を養子にしてから3年経つ。私がその間に愛するとは何かと考えた。そして、「自分のリソースを割き続けるられること」が"愛すること"ではないかと考えるようになった。

リソース( resource )とは資源という意味だ。自分の資源とは、時間(手間)、体力、お金だと思っている。私の現在の状況で当てはめてみる。

時間(手間)

簡単にいえば子供と関わる時間の事だ。遊び、勉強、食事に風呂など。子供の話を聞いてあげるのも、しつけるのも入る。子供の相手をする事と考えてもいいかもしれない。

体力

時間とセットになってる事が多い。一緒に遊んだり、疲れていてもなるべく相手をするなど。

お金

生活費の他、衣服、遊び、医療、進学などにかかる費用。


こうして並べると、実子を育てる場合と何らかわりはない。子育てする以上当然だ。重要なのは割き「続ける」ことだろう。短期ではなく長期、子供の年齢にもよるが、少なくとも10年以上はある。巣立つまで続けられたのなら、それはもう愛と呼んで差し支えないと思う。

私にとって、"愛"とは"好き"が昇華したものではない。あくまで独立した概念だ。もうひとついえば、何ができるか、なし得たかが重要であって、気持ちなどは後からついてくる問題なのだ。実子ですらも相性があるのだから、子供の心に配慮しつつ、丁度いい距離感を保つ。それがうまく連れ子と家族になるコツだと私は考えている。